2022ディスクロージャー
27/76

 金融機関の金融仲介機能(融資業務など)に関して、金融機関の自己点検・評価、お客さまへの開示、金融庁との対話のための論点整理として金融機関が採るべき指標です。共通ベンチマーク〈項目〉選択ベンチマーク〈項目〉独自ベンチマーク〈項目〉  当組合では、金融庁から公表された「金融仲介機能のベンチマーク」の趣旨を踏まえ、共通5項目、選択20項目、独自1項目を経営上の重要指標と位置付け対応しています。 お客さまのニーズにいかにお応えし、事業性の内容や成長性などの評価に基づき円滑な資金供給をしていくことと、コンサルタント機能を発揮してお役にたつことが、今まで以上に期待されているものと自覚しております。下記は、2022年3月31日現在の主なベンチマークとなります。メイン先数メイン先の融資残高メイン取引先のうち75%の先で経営指標の改善がありました。先数融資残高(億円)中小向け融資額信用保証協会保証融資額信用保証協会保証割合・情報交換・異業種交流を図る目的での若手経営者研究会の開催  若手経営者・次世代経営者候補に対し、積極的に働きかけを行ない、事業承継相談や新規事業立ち上げの相談に注力してまいります。全ての金融機関が金融仲介の取組みの進捗状況や課題等を客観的に評価するための指標金融機関が関与した創業・第二創業の件数など各金融機関が自身の事業戦略やビジネスモデル等を踏まえて選択する指標地元の中小企業与信先のうち、無保証のメイン取引先の割合、経営者保証に関するガイドラインの活用件数及び全与信先に占める割合など金融機関が金融仲介機能の取組みを自己評価するうえで、より相応しい指標がある場合に独自に提供する指標事業性評価シートを活用し、事業の特色の把握から提案業進の推進をしています全与信先1,578662619先経営指標が改善した先410億円経営指標が改善した先の融資残高創業期4918成長期6667661億円100%保証融資額88億円100%保証割合13.31%安定期644380低迷期9452507先358億円再生期411214億円2.12%26事業性評価シート作成件数  2021年度 累計 227先中小企業の経営の改善及び地域の活性化のための取組み状況金融仲介機能のベンチマーク●メイン先数(共通ベンチマーク1)●ライブステージ別の与信先数と融資残高(共通ベンチマーク4)●信用保証協会保証・100%保証の与信先数と融資残高(選択ベンチマーク10)●外部専門家の活用(選択ベンチマーク40)●事業性評価シートの活用(独自ベンチマーク)6. 金融仲介機能のベンチマークへの取組状況

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る